
毎朝起きて身支度をして学校や会社に行き、やるべきことをやって帰途につく。家で夕飯を食べたあとは自分の趣味や勉強に費やす時間。それも終わってまたベッドに入り休む。単純な繰り返しの毎日ですけど、この繰り返しの中には様々なものがあなたのために存在しています。寝るためのふとん・枕・パジャマ、歯磨きのための歯ブラシ・練り歯磨き、顔を拭くためのタオル、社会情勢を知るための新聞・テレビ、朝ごはんを食べるための食器・調理器具・食材・ガス・電気、出かけるための服装・化粧品・かばん、連絡を取るための電話・携帯電話…。朝起きてから出かけるまでだけの事柄を上げただけでもこれだけのもの、いや、それ以上のものが存在しています。一つ一つのものはそれを作るために誰かが会議や打ち合わせをして企画を立てて、試しに作ってみて、OKだったら誰かに製造を依頼して作られたもの。作られた後は小売業者に運ばれて、売り場に並べてもらう…等など、いろいろな工程を経てあなたの手元に届いたものです。携わった人、ひとりひとりがその製品に特別な思いを持ているわけではないかもしれない。でも、多くの人が携わっていたことは事実です。安いから、他の方がいいから…などと言って粗末に扱わないようにしたいものですね。また、物を届ける側にまわるなら、誰かが手に取ってくれることをよくよく考えていい加減なものは作らない、いい加減な届け方はしたくないものですね。話はちょっと変わりますが、たまに自分ひとりで生きているように感じている人がいますが、身の回りにあるものを考えてみるだけでも、その考え方は間違っていると気付くはずなのではないかと思います。いつも使っている食器を自分で作ることができるでしょうか?いつも座っている椅子が自分で作れるでしょうか?何の気なしに使っているパソコンが自分で作れるでしょうか?もちろん直接的な人との関わり合いが通常は大きいものですが、心を閉ざしている人にはなかなか素直に受け入れることは難しいかもしれません。ならば、いつもお世話になっている物に目を向けて、いろいろな人のおかげで今の生活が作られていることを気づいてもらえればな、と思います。直接的ではないでしょうが、それでも全ての人は他の人のおかげで生きていけることを感じてもらえれば、と思います。